20代 経理 未経験でも転職できる方法

経理という職業は、会社の血液である「お金」を扱う仕事です。

経理職は専門性を求められるため、20代で経理未経験から採用に至るまでには

超えないといけないハードルがあります。

このサイトでは、ハードルを乗り越え、経理職に採用されるためのテクニックをご紹介いたします。

あなたが超えなければいけないハードル

前提

あなたが未経験者という状態で経理職に応募した場合、少なくとも30社は不採用になる可能性が高いです。しかも書類選考での落選です。面接に案内されずに書類選考のみで判断されると、非常に悔しいですよね。

「履歴書とか書類じゃなくて、面接して判断してほしい!紙で自分の何がわかるんだ!」

私も過去に書類選考で落ちた時、このように思ったものです。この時の企業側からのメールの件名は「書類選考の結果」でした。面接に案内されていないであろうことが薄っすら件名から見えますね…。

採用枠の存在

まず、経理職は採用枠が少ないです。少人数採用であることが経理職へのハードルを高くしてます。

会社の利益を直接生み出す職種は採用枠が多いものです。一方経理職は、間接部門であるため直接利益を生み出しません。そのため必要最小限の採用枠になります。

また、どの企業においても経理職の募集をした場合、採用枠が少ないため、経理職への応募者が殺到することも、より一層書類選考を厳しくしている要因です。

経験者が有利

企業側の書類選考をする場面で考えてみましょう。

実務経験者と未経験者が混在した履歴書が手元にあります。数としては40人ほどでしょう。

全員と面接を行えるほどの時間がないため、この中から面接に呼ぶ人を選ばなければいけません。まず目にとまるのは実務経験者ですので、実務経験者から面接に案内されます。面接を行う人数が決まっていると、未経験者は書類選考にて落選する確率が高いです。

未経験者でも採用される方法

日商簿記2級の取得

狭きハードルの経理職ですが、未経験者でも採用される方法があります。

まず経理職を目指す場合は、「簿記」の資格を取得しましょう。

一般的に企業が求める簿記の知識は、日商簿記検定2級程度を想定しています。

日商簿記2級の主な内容としては、会計用語、日常取引における会計処理、決算までの一連の流れです。

日商簿記2級=会計実務経験1年未満と同じ程度でしょう。

未経験でも簿記2級取得している者ならば、経理実務を教育していけると考えている面接担当者が多いです。

そのため、未経験の方は日商簿記2級取得がスタートラインになります。

ここからは少し余談になりますが、あなたが更に簿記に興味が湧いた場合、「日商簿記1級」、税理士の「簿記論」「財務諸表論」の資格取得に挑戦するのもよいでしょう。これらの資格は、日商簿記2級に比べて、資格取得の難易度が格段に上がるため、会計に関する素養を持っていると企業に判断され、採用される確率がググッと上がります。

企業側としても、知識だけの頭でっかちな方を採用したいわけではありません。あくまでも、あなたの持っている人柄と会計の専門能力を求めています。仮に上記の資格を保有している方であっても、資格取得を鼻にかけるような発言を面接でした場合、落とされる可能性が高いです。企業側の経理を行っている方でも、日商簿記2級を保有していない方もたくさんいらっしゃいます。そして、そのような方は、頭でっかちな方を嫌います。「資格持ってても実務経験を知らない」とネガティブに捉えます。

上記の会計資格を保有していても、決して謙虚な姿勢を忘れず、面接に臨んでくださいね。

転職サイトへの登録

次に、多くの転職サイトに登録し、可能である限りたくさん応募してみましょう。未経験者の場合、書類選考で落選する可能性が高いです。残念ながら、殆どお祈り申し上げられてしまいます。ただし、書類が通過した場合、採用される確率は高いものになります。未経験であるにも関わらず、面接に案内される場合というのは、経験ではなく素直さ、協調性、意欲などその他の要素をしっかりと見る気があると考えられます。

「未経験だけど、人柄が良さそうなら採用してもいいかな」

と思っていない限り、面接には案内されません。「採用してもいいかな」というポジティブ要因が働いているので、採用される確率はグンと上がるのです。

ハローワーク

ハローワークのみでの就職活動はオススメしません。ハローワークが同時に複数の会社を応募できない仕組みになっているため、転職活動が非常に効率が悪くなってしまいます。ハローワークのみでしたら、1ヶ月に何社応募が可能でしょうか?たくさんの企業に応募した方が採用される確率は上がりますので、転職サイトの併用は必須といえます。

採用される可能性が高いのは増員案件

また、 採用される可能性が高いのは、「増員」の案件です。求人は主に2つに大別されます。増員か欠員補充のいずれかです。増員の場合、募集している会社では、事業拡大のためや、取引量が増えてきているためや、今後新たなシステム導入を行うためにスタッフの人数を増やそうとしております。増員の場合、既存の社員がいるため社内で教えられる体制が整っている可能性が高いと予想されます。

一方、欠員補充の場合は、現在の社員と入れ替わりで新たに人を雇う場合になります。欠員補充の場合、既に担当者がいなくなっているか、担当者がいたとしても引継ぎ完了後に早々と退社される可能性が高い状況が予想されます。

どちらの方が、未経験者を雇いやすい状況かはイメージが湧きますよね。経理職は少ない人員で業務を行っている企業も多いです。仮に、経理職が1人しかいない企業の欠員補充案件であった場合、ほぼ100%の確率で未経験者は受からないでしょう。そういう会社で不採用になったとしても、気持ちを切り替えて次の会社に挑戦しましょう!

基本的に、たくさんの企業に応募することになるとは思いますが、その中でも増員の案件の応募していくと良いでしょう。

あと、オススメしたい転職支援サービスがあります。

マイナビジョブ20’Sで相談

大手マイナビが20代を専門として転職活動をフルサポートしてくれます。

20代に特化した転職サポートは非常に珍しいですね。

首都圏、関西や東海地域はやはり強いです。

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